もくじ
名古屋瑞穂・昭和区エリアのパーソナルトレーニングスタジオmoi代表佐々木です。
男性と違い、女性は月経周期があり、ダイエットに大きな影響を与えます。
ダイエットで生活習慣を変えるだけでも大変な中、月単位で身体に変化がある女性は肉体的にも精神的にも負担がかかります。
毎日ストイックにではなく、月経周期を意識して、少しでも負担を減らしていきましょう。
女性ホルモンを考慮した月経周期ダイエット
月経周期を考慮したダイエットで鍵になるのは、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロン。
この二大女性ホルモンの作用を理解して、ダイエット計画を立てていきます。
【月経初日〜7日】
この時期は、女性ホルモンの分泌が落ち着き、体水分量の減少や便秘の改善などで体重が減りはじめますよね。
PMS・PMDDからの月経痛が続いちゃう場合は、精神面や食欲のコントロールが難しいですが、徐々に運動や食事コントロールを取り入れていくタイミングです。
体重はキープを意識して、体調が良ければ食事を節制していきましょう。
月経後半に運動を取り入れると、次のサイクルで良いスタートがきられます。(パーソナルトレーニングの予約は月経後半あたりがオススメ)
【月経終了〜排卵日】
ダイエットを後押ししてくれるエストロゲンの分泌量が多くなる、ダイエットに最適な時期。
食欲も抑えられ、むくみや便秘の解消で体重も減り、心身ともに生き生きする時かと思います。
この1週間がサイクルの中で最もダイエット効果が出るチャンスです。
自宅でのトレーニングやウォーキングを頑張って、甘い物や脂っこいものを頑張って控えましょう。
ちなみに、習慣は1〜2週間あれば多少は変わると言われてます。
うまくいけば、この期間に、甘いものを食べる癖や過食の癖が変えられるかもしれませんよ。
運動習慣も復活するかもしれません。
実際、お客様も1〜2週間でお菓子を食べる癖がなくなってます。
月にたったの1週間。1週間だけでいいので、頑張ってください!
【排卵後〜月経前 】
プロゲステロンの分泌が増え、むくみ、便秘、体重増加、不安、イライラ、肩こり頭痛、PMSなど不安定な時期ですよね。
モチベーションの低下や食欲増加、ダイエットが難しいかと思います。
ここで、無理して頑張り過ぎても、心身ともに疲れてしまうので、ダイエットは緩めてキープする事を徹底しましょう。
多少の体重増加も仕方ないと、体重の許容範囲を決めて、範囲内でコントロールするのもいいかと思います。
食事は、
・月経から卵胞期で頑張ったご褒美として、好きな物を食べて良い日を作る。
・好きなものは食べても、好きなだけは食べない。
・どうしても過食になるなら、ゼロカロリーのもの。
・塩分を控える。
・砂糖、果糖で過食しない。
・たんぱく質、緑黄色野菜、食物繊維(特に水溶性)を必ず意識して摂る。
などに注意して進めていきます。
運動は、ストレスを解消してくれたり、精神を安定させてくれるウォーキングがオススメです。
(筋トレはダメではないです)
むくみなどの体重増加で、体重計に乗りたくはないかもしれませんが、脂肪がついた訳ではありません。
体重をしっかり測って、微調整しながら好きなものを食べたり、運動を休んだりして、ゆっくり過ごしたりしましょう。
月経だけでなく、人生のサイクルも考慮する。
今回の記事は、女性からしたら常識的な事だったかもしれませんね。
ですが、この記事でお伝えしたかったのは、いつもと全く同じです。
長い人生、仕事が忙しい時やプライベートでの辛い出来事など、頑張れない時は必ずあります。
そんな中、女性は月単位でも大きな変化が起こります。
そういったときに、現状維持や許容範囲内で緩めながらコントロールする事こそダイエットです。
そこを考慮せず、闇雲にストイックになったり、勢いだけで1、2ヶ月の短期ダイエットで痩せたりするのは、リバウンドの原因になりますし、それはただ数字を減らす減量になっちゃいます。
ストイックにできないのは普通なので、自分をダメだと責めたり諦めたりしないようにしましょう。
色んな事情があるなか頑張っているのですから、自己否定だけはしないでねという話でした。