もくじ
名古屋瑞穂区・昭和区八事駅エリアのパーソナルトレーニングスタジオmoi。カラダの専属アドバイザー佐々木です。
人は、それぞれ骨格が違い、それぞれに合ったエクササイズ方法があります。
体型分類は【X型】【A型】【I型】【V型】と主に4つなので、自分がどれに近いかを考え、体型にあった筋力トレーニングやストレッチを考えていきましょう。
Xタイプ
ウエストに対して、骨盤とデコルテの幅が両方広いタイプ。
長所
・胸回り、お尻周りにボリュームが出やすい。
・メリハリのあるボディラインになる。
・女性らしいグラマラスなシルエットになりやすい。
・くびれが出やすい。
(グラマラスでセクシーになりやすいが、筋肉質に見えやすくなる)
短所
・脂肪が付くと全体的に丸っこくなる。
・過剰に筋肉を付けると、ガッチリした体型になる。
・華奢な見た目にするのが難しい。
・ヒップが大きく、脚が太くなりやすい。
・腹筋運動の方法次第でくびれがなくなる。
(横から見た時の綺麗な曲線はXタイプの特徴のひとつ)
トレーニング方法
・骨盤、デコルテに対してのくびれを活かす為、ウェストを絞るような腹筋運動をする。
・過度な筋トレで胸回り、ヒップ周りを大きくしすぎない。
・ヒップが横に広がらないように整える。
・デコルテの広さを活かす為、背中と胸のトレーニングのバランスに気をつける。
おすすめエクササイズ
芸能人でいうと、深田恭子・藤原紀香・ローラですね。
女性らしいシルエットになりやすい反面、脂肪がついたり、鍛えすぎるとがっちりしてしまうのが難しいところ!
Aタイプ
骨盤が広いが、骨盤に対してデコルテの幅が狭いタイプ。
長所
・骨盤に対してのくびれは、太っても維持されやすい。
・ウェストからヒップのラインは、グラマラスなシルエットになりやすい。
・上半身ががっちりしすぎない、また脂肪がつきにくい。
・逆三角形のような、男性体型にならない。
(写真のように骨盤の形状によっては、骨盤に対してのくびれがかなり出る)
短所
・お尻が大きくなりやすく、下半身太りになりやすい。
・下半身痩せに限界がある。
・デコルテのボリュームが出にくい。
・姿勢不良でデコルテが貧相になる。
・下半身のむくみやセルライトが出やすい。
(デコルテに対してのくびれが出にくい。肋骨が開いてしまうとウェスト上部が閉まってこない)
トレーニング方法
・背中と胸の筋トレをバランスよく鍛え、良い姿勢を保つ。
・胸周りのトレーニングでデコルテのボリュームを出す。
・ウェスト上部のくびれを作る。
・下半身は闇雲に筋トレしすぎない。
・ヒップが横に広がらないよう整える。
・栄養や筋トレで下半身のむくみが出ないようにする。
おすすめエクササイズ
X型と同じくらい女性に多いタイプです。
下半身に脂肪がつきやすく、くびれは太っても姿勢不良になってもくびれてます。
上半身のボリュームアップと下半身太りの予防がポイント。
芸能人でいうと、新垣結衣・菜々緒・篠田麻里子ですね。
Iタイプ
骨盤の幅、デコルテ周りの幅が、両方とも狭いタイプ。
長所
・華奢でスレンダーに見える。
・太っても丸っこくなりにくい。
・程よい曲線やシルエットになる。
・がっちりした男性体型や筋肉質になりすぎない。
・小さいく閉まったヒップを作りやすい。
(腹筋の鍛え方、脂肪のつき方によって、くびれのない寸胴体型になりやすい)
短所
・くびれがはっきり出ない。
・メリハリのあるグラマラスな体型を作るのは限界がある。
・脂肪が付くと寸胴体型になりやすい。
・痩せすぎる不健康な印象になる。
・ウェスト、ヒップのボリュームが出にくい。
トレーニング方法
・ヒップ、胸周りの筋トレをしっかり行い、ボリュームを出す。(場合によっては体重を増やす)
・筋肉と体脂肪を適度に保ち、女性らしいシルエットを維持する。
・お腹周りを引き締め、くびれを出す。
・寸胴または男性体型にならないよう、程よい曲線を保つように意識して筋肉を付ける。
女性には、少ないタイプです。
脂肪がつくとお腹を中心に丸みが出ます。くびれははっきり出にくいので筋トレで骨盤まわり、胸郭周りのボリュームアップで綺麗なシルエットを目指すのがポイント。
イメージとしては、桐谷美玲が近い体型ですが、実際はほぼA型でした。
Vタイプ
骨盤の幅が狭く、骨盤に対してデコルテの幅が広いタイプ。
長所
・ヒップ、下半身が引き締まりスレンダーになりやすい。
・デコルテのラインが綺麗に出る。
・デコルテに対してのくびれは出やすい。
・下半身太りしにくい。
(上半身を鍛えすぎると、男性のような逆三角形になる可能性が高い。また綺麗なくびれが出にくい)
短所
・上半身や顎に脂肪が付く。
・逆三角形の男性体型になりやすい。
・ヒップのボリュームが出にくい。
・綺麗なくびれを作りにくい。
トレーニング方法
・胸、肩周りの筋肉を過剰に付けすぎない。
・ヒップの筋トレしっかり行いボリュームを出す。
・くびれを作る腹筋運動を行う。
・上半身の体脂肪をコントロール。
女性には少なく、男性に多いVタイプ。
逆三角形になるので上半身より下半身をしっかり鍛えボリュームアップを目指します。お腹周り上半身に脂肪が付きやすので体脂肪のコントロールが重要。
人によってこんなに違う!骨の大きさや形状。
ご紹介する2つの骨は、どちらかが異常なのではなく、どちらも標準の範囲内の骨です。
同じ骨でも、人によって結構違いがある事がわかります。
骨盤の大きさ・形
骨盤の形、大きさ、幅、股関節の角度の違いがわかります。
当然、男女で形が違いますが、女性同士や男性同士でも全然違います。
骨盤がもともと大きい方は、「お尻が大きい」「パンツが腰の部分でパツパツになる」などの悩みがあります。
こういった方は、ヒップのボリュームが出過ぎないようにトレーニングをしたり、骨盤の大きさを活かす為にウエスト下部の引き締めを出していったりすると言う、ボディメイクが考えられます。
肩甲骨の大きさ・形
肩甲骨です。背中にある天使の羽のような骨ですね。
大きさ、形状、関節の角度が違います。
肩甲骨が大きい方は、鎖骨が長かったり、デコルテが大きくボリューミーだったりします。
それを活かして大きな大胸筋を作ったり、肩幅が気になる女性は大きくしすぎないようなトレーニングをしたりと調整できます。
肩甲骨や胸周りが小さい方は、デコルテを強調するように胸や背中をがっつりトレーニングをしてもいいかと思います。
大腿骨(脚の骨)の大きさ・形
脚の骨が、関節にハマっている角度が違います。
この違いで、がに股、内股、O脚、X脚の影響も関係してきます。
骨盤やお尻の外側が横に張っているという方は、関節にハマっている角度が関係している事があり、改善できる人やできない人がいます。
お尻の引き締めや下半身痩せも影響してくるので、下半身を引き締めたい方は角度によってトレーニングの仕方などを変えると効率よくなります。
ご覧いただいたように、人によって色々と違うことがわかりますよね。
骨格が決まっているから諦めろと言っているのではなく、骨格・体型の違いを受け入れて、それをフルに活かしたトレーニングが重要だという事です。
改善できる骨格スタイルもある!
生まれつきの骨の形状や大きさによって骨格スタイルは決まっていますが、
- 脚のライン
- 姿勢
は改善できる可能性があります。
脚の骨格スタイル
上の絵のように、多くの女性は3つのパターンで脚の骨格スタイルが崩れていることが多いです。
脚の骨格スタイルは、脂肪・むくみ・筋肉の張りで変わってくることが多いので、エクササイズ・ストレッチ・食事で改善される可能性があります。
さらに詳しくはコチラから!
姿勢によるスタイル
女性は、姿勢によるスタイルのちがいもあります。
これらは、
- 柔軟性のアンバランス
- 筋バランス
- 筋力低下
- 先天的なもの
が原因で、改善される可能性が高いです。
正しい筋トレと正しいストレッチを行うことが改善のポイントです。
さらに詳しくはコチラから!
まとめとおまけ
上記したように、人の身体というのは千差万別で、体型は骨の長さや大きさ、または関節に骨がはまっている角度などによって変わってきます。
なので、「自分の体型を活かしたボディメイキング」をしていく事が重要になってきます。
骨格は、人それぞれ違い、理想の体型があっても現実として難しい場合があります。
ですが、それぞれに良さがあり、それがその人の魅力になります。
コンプレックスが強みが武器になり、その人の魅力になると考えています。
闇雲にトレーニングやダイエットをするのではなく、特徴を活かし、自分だけの魅力を引き出すようなエクササイズやライフスタイルをみつけていきましょう。
自分と向き合い、自分を知り、自分らしい身体づくりをして、少しでも自分に自信が持てるようになってくれたらと思います。
コチラもオススメ♪