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瑞穂区・昭和区八事エリアのパーソナルトレーニングスタジオmoi。カラダの専属アドバイザー佐々木です。
今回の質問はコチラ

Q.昨日より体重は落ちたのに、体脂肪率が2%近くも増えてしいました。体重は減って嬉しいけど、喜んでいいのでしょうか…?
体脂肪率増加はあることが原因だった!

確かに、よくある!体重が減るのは嬉しいんだけど。
確かにちょっと複雑かも…
そうですよね。
ですが、心配ありません!これは脂肪が増えたわけではなく、体内の水分量が影響しているんです。


へぇ〜そうなんだ。
それなら安心だけど。
でも、なんで水分量で体脂肪率が上がるの?
それは、体重計の計測メカニズムが関係しているんです。
実は、体重計は身体に微弱な電流を流して測定しているんですね。
そして、その際の「電流の流れやすさ」で体脂肪率などの数値を「推定」してるんです。

飛ばしてOK!もっと詳しく
体重計についてさらに説明しよう!
体重計のほとんどは、微弱な電流を体内に流して計測する「生体電気インピーダンス法」という分析方法を用いている。
ここで割り出された体脂肪・筋量・基礎代謝などは、各メーカーの統計データによって推定されているのだ。
だから、メーカーによって統計データーが異なるので、数値は少し誤差が出てくる可能性があるのだ。
だから、測る体重計で数値が変わることを覚えておこう。
さらに、足の裏の湿り具合・床の柔らかさ・地域などでも数値に差が出るから気をつけよう。
ちなみに、この世には、体脂肪率や筋量を正確に測れるマシンは存在しない。
何百万円する体組成計でも正確に測れないから、気をつけような。

ふーん。
てか電流とか怖くない?
まぁ確かに。
話を戻すと、体重計は電気を流すことで、「電流が流れにくい脂肪」と「電流が流れやすい電解質組織(主に筋肉・水分)」を判別しているんです。
だから、身体の中の水分量が少ないと、脂肪が多く、筋肉が少ないと判断して体脂肪率が高くなるんです。


なるほど。
じゃ運動後や入浴後なんかで汗をかいた後は、水分量が減るから、体脂肪率が高く出るんだ。
そうです。
逆に、むくんでいたり、水分をたくさん摂って水分量や血流量が多かったりすると、体重は増えて、体脂肪率は低くなるんですね。

体重以外の指標もたくさん持とう

じゃあ、絶対的な数字じゃないってことなんだ!
じゃあ私は何を信じればいいの。もう私は誰も信用できない!
おぅ…。
まぁ大切なのは、体重計の結果はあくまで「測定値」でなく「推定値」だと割り切ることですね。
体重計の数字は、体型や体調を判断する一つ目安くらいに考えましょう。
見た目・脂肪を掴んだ感じ・服のサイズ感などあらゆる指標をもって、今の体型を判断する事が大切です。


なるほど。
ちなみに体重っていつ測ればいいの?
良い質問ですね。
ポイントは毎日なるべく同じ条件で測る事です。
おすすめは、朝ご飯を食べる前で用を足した後です。
運動量や食べた物に影響されにくいですから。
ただ、測るなら、毎日測るようにして、一喜一憂せず長期的に増減を判断しましょうね。
1日で脂肪や筋肉は増減しないので。数字にとらわれて振り回されないように気をつけて下さい。


わかったわ!
私は、体重計に振り回されない女になる!男にもね!
うん。知らんけど。

今回のポイント♪
- 体重計の体重以外の数値は身体の水分量で左右される。
- 体重計の数値だけでなく、見た目・服のサイズ感などあらゆる指標を持つ。
- 体重は、毎日同じ条件で測り、一喜一憂しない。

また見てね〜