瑞穂区・昭和区八事エリアのパーソナルトレーニングスタジオmoi。カラダの専属アドバイザー佐々木です。
今回の質問はコチラ

Q.よく卵を食べるとコレステロール値が上がると言われますが、実際は1日何個くらいまで食べてもいいのでしょうか?

卵は、手軽にたんぱく質が摂れるから便利だよね!
でも、コレステロールが高くなるのは心配。
心配ですが、日本動脈硬化学会、厚生労働省、米国農務省などでは、今まで健常者に対して推奨していたコレステロールの摂取制限を無くしているんです。
食事から摂取するコレステロールと血中コレステロールの相関関係はないと言われているんですね。


そうだったんだ!?
じゃあコレステロールは気にせず何個でも食べていいんだね。
決まった上限はないですから、食べても問題ないです。
ただ、食べ過ぎは脂質過多やカロリーオーバーになりますからね。
1日の食事量や栄養バランスで個数を調整するといいですね。


卵好きだから助かる〜。
どんな感じで調整すればいいの??
そうです。
卵1個あたりの栄養は、
炭水化物 約0.2g
たんぱく質 約7.0g
脂質 約6.0g
カロリー 約90Kcal
となっています。
脂質が多い分カロリーがまあまあ高いので、1日のカロリーが多い日や脂質を摂り過ぎている日は、少し控えるといいですね。


身体にはいいけどカロリーオーバーになったら意味ないもんね。特に、脂質には気をつけないと!
そうですね。
食べ方は、たんぱく質やビタミン・ミネラルが簡易的に摂れるので、足りないたんぱく質やビタミン・ミネラルを補うように食べたり、小腹が空いた時に間食として食べたりするのがオススメです。


補助的に食べるといいんだね。
そうですね。
必須アミノ酸が多いので、魚や肉が足りない時に、補うように食べましょう。
ちなみに、半熟卵が一番吸収率がいいと言われ、生で食べるのはあまり吸収率が良くないと言われています。


ロッキーみたいに生卵を、一気飲みするのは良くないんだ。
それはやめてください。
卵は、完全栄養食と言われるくらい栄養素が豊富で、ダイエット、健康、美容にとてもとても効果があります。数ある食品の中でも、たんぱく質の質はトップクラスで良く、
- 筋肉を作る
- 美肌効果
- 免疫力の向上
- 抗うつ
- 肝機能向上
といった、効果があるので、毎日食べたいですね。


完全栄養食ってかっこいいね。手軽だし迷ったらとりあえず卵食べる!
飛ばしてOK!もっと詳しく
卵の素晴らしさについて詳しく説明しよう!たんぱく質を漢字で書くと「蛋白質」で、「蛋」という字は、中国語で「たまご」を意味する。それくらいたんぱく質(アミノ酸)摂取には最適ということだ。
また、卵には「コリン」という物質が多く含まれる。このコリンは、脂質の代謝を促して、脂肪の蓄積を抑えてくれるので、脂肪肝や動脈硬化の予防につながる。
また、アルツハイマーや認知症の予防にも効果的と言われている。
コリンは、記憶や学習に関わる神経伝達物質の成分になるので、摂取をすると記憶力がアップしたり、学習能力がアップしたりするらしい。コリンを多く摂ったら、学習能力が25%アップしたという実験もあるそう!
このように脂肪が減り、ついでに頭も良くなってしまうなんて、もう今から食べるしかない。
今回のポイント♪
- 卵の量やコレステロールの摂取に上限はない。
- カロリーオーバーしないよう、補助的に食べるといい。
- 完全栄養食と言われるくらい栄養豊富。

また見てね〜