瑞穂区・昭和区八事エリアのパーソナルトレーニングスタジオmoi。カラダの専属アドバイザー佐々木です。
今回の質問はコチラ

Q.1ヶ月くらいパーソナルトレーニングが受けられません。これだけ休むと筋肉はかなり落ちてしまいますか??

仕事や旅行で、長いあいだ筋トレができないと、筋肉が落ちないか不安になっちゃう。
そうですが、栄養不足になっていたり、日常の活動量が極端に低下したりしていなければ、2〜3週間くらいは筋肉が落ちないので安心してください。


そうなんだ!よかったー。
せっかく頑張ったのに減っちゃうのはヤダもん。
大丈夫です。筋トレができない時期があっても絶対にあきらめちゃダメですよ。
運動は、継続が一番大事ですし。


あきらめないで、また頑張る!
もし、忙しくて筋トレができなくても
・なるべく歩くようにする。
・早歩きにする。
・5分でいいから筋トレを取り入れる。
など、軽めに運動を取り入れ、しっかり栄養を摂っていれば、5週間くらいは維持した状態が保てます。
少しでもいいので、運動をしましょうね。


軽く運動をするだけで、けっこう長く維持できるんだね!嬉しい。
また、筋肉は一度しっかりつけて発達させておけば、それが記憶されると言われていて、これを「マッスルメモリー」と言います。
マッスルメモリーのおかげで、筋トレを再開すれば、以前の筋肉量まではすぐに戻りますよ。

飛ばしてOK!もっと詳しく
「マッスルメモリー」のメカニズムを簡単に説明しよう。
筋肉というのは、筋繊維という細胞が束になってできている。
その筋繊維という細胞は、筋トレをして負荷をかけると1本1本が太くなり、一定以上太くなってくると、細胞の核が増え始め、その核が増えると、さらに筋肉は太くなる。
また、サテライト細胞といい「筋線維のもとになる細胞」があるのですが、その細胞が筋トレをする事で筋繊維を増やしてくれる。
この二つの要因から、
・筋肉が萎縮しても筋肉を太くする核が残っているから、以前の筋肉量に戻りやすいのか?
・筋繊維も増えた状態になっているから、以前の筋肉量に戻りやすいのか?
という仮説が立てられて、それがマッスルメモリーのメカニズムと言われている。
これらはマウスでの実験段階ではっきりしてないですが、「マッスルメモリーは10年ぐらいは記憶されるかも!」との事。これは嬉しい。
ただし、「半年から1年くらいはしっかり筋トレを行い、筋肉量が10〜15%くらい増えた場合は、10年近く筋トレを中断しても再開後は比較的筋肉がつきやすくなるかも」とも言われている。

そうなんだ。落ちた筋肉を元に戻すのは比較的簡単なんだね。
そう。ですが「マッスルメモリー」は、筋トレなどの運動でしっかり鍛えた筋肉じゃないと効かないかもと言われています。
運動をしていない人が、入院などして筋肉が落ちた場合は、回復しても「マッスルメモリー」は効かず元に戻すのに時間がかかる言われていますね。


そう考えると、ちゃんと運動をして筋肉つけておかなきゃいけないね。
そうですね。
高齢者は回復が遅いと言われているので、元気な時にしっかり貯筋をし、マッスルメモリーに記憶させて起きたいですね。


貯金と貯筋で人生100年時代を生きないとだね。
ちなみに、運動で得られる健康状態(インシュリン感受性・脂肪燃焼効果・心肺機能・代謝機能・持久力)も、約2週間はトレーニングをしなくても維持できるそうですよ!
それを超えると低下し始めますので気を付けましょう。


それも、2週間は持ってくれるなら嬉しいな。
運動は大事ですね。

今回のポイント♪
- 筋トレを休んでも、極端に活動量が落ちなければ2〜3週間くらいは筋肉量を維持できる。
- マッスルメモリーのおかげで、筋トレを再開すればすぐに戻る。
- 筋トレや運動を普段してない人は、マッスルメモリーが効かないかも。

また見てね〜