食欲が抑えられない原因は様々ですが、「栄養不足」や「睡眠不足」が原因かもしれません。

まずは、朝昼晩しっかり食事を摂りましょう。

また、ダイエット中は「量が多く、栄養価は高いけど、カロリーは低い食べ物」をしっかり食べましょう。

例えば、カステラ１切れ（50g）とりんご１個（250g）はほぼ同じ150kcalくらいです。

りんごの方が量が多く、栄養価が高いのでお腹が満たされますよね。このような食品を「カロリー密度の低い食品」と言います。

カロリー密度の低い食品は、「水分量が多く、脂質が少ない」食品になります。

フルーツ・緑黄色野菜・脂の少ない肉や魚・スープ類・プロテイン・芋類・穀類などです。

逆に「カロリー密度の高い食品」は、アメ・チョコ・ポテチ・バター・食用油・チーズ・パン・ピザ・高脂質の肉などです。

主に、砂糖類・高糖質高脂質・加工食品で水分量が少ないものです。少量でも高カロリーになってしまうので、ダイエット中はあまり食べられませんよね。

結果、お腹が満たされず、栄養不足になります。

食欲が止まらない時は、食事を見直して、「カロリー密度の低い食品」をしっかり食べられているか確認しましょう。

睡眠も、食欲増進の大きな原因になります。

食欲は、レプチン（食欲抑制）とグレリン（食欲増進）というホルモンによってコントロールされています。

睡眠不足になるとグレリン（食欲増進）の分泌量が増加することで食欲が増してしまいます。

また睡眠不足になると、無意識に食べすぎてしまうということもわかっています。

睡眠時間が、６時間以下だと無意識に380Kcalほど余分に食事をとってしまうという実験結果があります。

脂肪が1kg増えるのに7200Kcal必要なので、単純に計算すると20日睡眠不足が続けば脂肪が１kg増えてしまう事になります。

ダイエット中は、運動と食事くらい「睡眠」を大切にしましょう。